普段の仕事や生活の中では、「このままでいいのだろうか?」、「成長できるのだろうか?」といった停滞感を感じることがあると思います。
特に一通り仕事を経験して、次のキャリアを意識し始める40代以降のサラリーマンの方。
仕事に限らず、人生経験に停滞感を感じている主婦の方。
本記事では、キャリアの停滞感を感じたときに実践する 「行動」 について伝えします。
セカンドキャリアを意識されている方は、是非「行動」を意識してみてください。
どのような時にキャリアの停滞感を感じるか
キャリアの停滞感を感じる場面としては、以下のケースです。
キャリアの停滞感の例
<こんな時にキャリアの停滞感を感じる!>
・「このままでいいのだろうか?」と将来に対して漠然とした不安がある
・「したい」と思っていることはあっても行動に移せないまま時間だけ過ぎている
・仕事や私生活において「やりがいを感じない」と思いながら過ごしている
・家事や育児、介護で、自分と向き合う時間が取れない
何れのケースでも停滞感を感じて、もやもやした気持ちになると思います。
そんな停滞感を解決するために、行動する、あるいは 普段の行動を変えてみる ことをおすすめします。
行動することが大切な理由
頭で考えるのは、誰もがやっていることかと思います。
しかし、考えるだけでは停滞感を打破するに至らないのではないでしょうか。
もやもやした停滞感は、「自己肯定感」、「自己効力感」、「自己有用感」などが向上しないと、解消されにくいです。
そして、これらを向上させるきっかけは、 「行動」 にあります。
以下は著名な人たちの行動に関する名言です。
<行動についても名言>
・「心配とは、行動の不足から起こるものである。」野村 克也(プロ野球監督)
・「いつかできることはすべて、今日もできる。」モンテーニュ(哲学者)
・「どれだけ良いアイディアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。それは時間の無駄でしかない。」柳井 正(株式会社ユニクロ社長)
ちなみに、私は 「行動は小さな勇気の積み重ね」 と思っています。
積み重ねることで、度胸や行動力が育ち、自分自身の資産になると考えてます。
行動した結果、良い成果が得られれば、自信がつき停滞感の解消に繋がります。
悪い結果は、反省し次回に改善できるよう、学習します。
結果や成果は、行動しなければ見えてきません。
行動を変える方法
キャリアの停滞感を解消するための、普段の行動を「変える方法」について、いくつかお伝えします。
人との出会いが、停滞感から抜け出すきっかけになる
一番大きな変化が期待できるのが、「人との出会い」 です。新しい人との出会いをきっかけに、世界観が一気に変わるケースもあります。
私は20年以上、会社生活を続けていますが、2年前までは漠然とした停滞感を感じていました。
自分を変えようと思い、興味のあったキャリアコンサルタント資格を取得しようと、養成講座に通うようになりました。
キャリアコンサルタントの活動を通して、いろんな人と出会い、学び、刺激を受けて、徐々に自分をアップデートできるようになっています。
習い事をはじめる
習い事を始めたり、新しいコミュニティへ参加するなども、行動が変化し、刺激になると思います。
自分のライフスタイルに合った形で、習い事をはじめてみてはいかがでしょうか。
お金をかけず自宅で学ぶ
時間が取れない方、お金をかけたくない方向けに、動画配信の視聴などで、学習する方法もあります。
見逃し配信などがある講座は、自分の都合で視聴可能です。
<動画配信で学ぶ手段>
・YouTube
・Peatix
オンラインスクールなどで学ぶ
ある程度の自己投資(お金をかけて)学びたいけど、時間が取れない方はオンラインスクールが効果的です。
ヒューマンアカデミー
社会人向けの講座が多数あり。
長期的視点で複数の稼ぎ口を確保するために新たな資格を取得しておくのは、キャリアの停滞感を解消するきっかけになるかもしれません。
(以下の紹介にはプロモーションが含まれています)
伝え方コミュニケーション検定
株式会社ジェイ・バンが運営しています。
伝え方のスキルを学び、コミュニケーション力を強化!(PR)
一般社団法人日本速脳速読協会
速読解力を鍛えます。
読書量を増やしたスキルアップ、キャリアの停滞感を打破!(PR)
東京リーガルマインド
東京リーガルマインドの講座、書籍販売などのオンラインショップです。(PR)
自治体主催の講座
お住まいの自治体が主催している市民講座などへの参加です。
お金もあまりかからず、その場所へ行き、地域の人との繋がりも持てますので、人との出会いの場としてもおすすめです。
<自治体主催講座の調べ方>
・自宅に配布される広報をチェック
・自治体のホームページを調べる
・市立図書館、市役所、区役所などに行ってパンフレットを確認
・生涯学習センターやスポーツセンターへ行く
大学での学びなおし
大学に入学して学びなおすパターンです。
実は私も現在通信制の大学で学びなおしを実践中です。
卒業まで数年をかけることになりますが、学ぶ楽しみから、わくわくした気持ちでいます。
通信制でも大学によっては、サークルや勉強会などがあり人との繋がりも強化されます。
全て自宅での学習というわけではなく、スクーリングも適度に選べますので、同じ意識を持つ人との出会いにも期待できます。
大変なのは、仕事との両立による時間管理です。
時間管理はポータブルスキルなので、仕事でも私生活でも使えます。
実践してスキル向上を狙いたいところです。
大学の資料請求は以下が便利です。
(以下の紹介にはプロモーションが含まれています)
通信制大学についての記事も書いていますので、参考ください。
目標をもつ
将来に向け、漠然とでも目標をもつと良いです。
今すぐには無理でも、少しずつ探索し、徐々に明確にしてみてください。
未来のことを考え出すと、思考が動き出します。
ネットでいろいろ調べたり、AIによってどう変わっていくのかなどです。
未来志向はキャリアの停滞感の改善に期待できます。
私は55歳までに起業できるようにしたい!と目標を決めています。
実際に起業するかは別として、今のエンジニア生活も好きなので、選択肢の幅を広げたいです。
期限を決めて「したい」と思っていることを「する」に変える
自分自身の行動を促すため、適度なプレッシャーをかけてみましょう。
「したい」は 「する」になって初めて行動に移せます。いつかは「したい」と思っていることがあれば、「「したい」に期限を決めること」も行動に移すためのきっかけになります。
先送りしない訓練をする
普段から、めんどくさいこと、手間な事は先送りしがちですが、小さな勇気を積み重ねてみてください。
「やるべきことはすぐやる」を習慣化すると、もやもやした気持ちが晴れます。
キャリアの停滞感解消にはうってつけだと私は思います。
やみくもに行動しない
行動に対しての注意点です。
やみくもに行動せず、ざっくりとで良いので計画を立ててから、行動してください。
背景にあるは、以下のキャリアの理論です。
ジョン・D・クルンボルツの 「計画された偶発性理論(プランドハップンスタンスセオリー)」 。
自分の目指す方向性(なりたい自分の姿)を決め(計画)、アクション(行動)を起こすことが大事 と説いています。
将来、どのようになりたいのか、漠然とでも良いので想像し、それから行動する。
習い事や副業などは、継続するかどうかを判断する期限を決めておくと良いでしょう。
小さな行動変更でも意外な発見がある
私の経験をお伝えします。
気分を変えたい時に使っている行動です。
利き手と違う手で操作する
掃除機や、荷物など利き手とは逆の手で操作すると、やりにくいのですが、別の頭を使っているように感じます。
普段と同じ操作でもいつもと違うので、別の場所の筋肉が動いているのがわかるんです。
逆に「こういうふうに操作した方が使いやすいな!」とか、今まで気付かなかったことが見えたりします。
普段と違う道を使う
通勤、通学などで使っている道を変えてみると、思わぬ発見があるものです。
気が付かなかった新しい店、新しい家など、違う光景を目にすることで、思わぬアイデアが生まれるかもしれません。
何かに没頭する
何かに没頭すると、頭がクリアになります。
ストレス解消の方策としてよく耳にする、趣味への没頭と同じです。
つまりは、 ルーティーンを変える んです。
停滞感を感じているときに、ルーティーンを変えると、少なくても悪い方向には行きません。
思わぬところで、ラッキーアイデアが転がっているかも!。
まとめ
キャリアの停滞感を感じたら、もやもやと悩んでしまいますが、変えるのは自身の行動次第だと思います。
なかなか一歩が踏み出せないかもしれませんが、 「小さな勇気の積み重ね」 が明るい未来へ導いてくれるのではないでしょうか。