みなさんは、子どもの頃、何に憧れていましたか?
子どもの頃に憧れていたことが、大人になった自分の価値観やキャリアに繋がっているんです。
つまり、子どもの頃に何に憧れていたのか?なぜ憧れていたのか?を、把握することで、自分のやりたいこと、自分らしさなどの価値観に気付くきっかけになります。
本記事では、子どもの頃の憧れと価値観の関係についてお伝えします。
子どもの頃の「憧れ」は価値観の根っことなる
私は40歳を超えた今でも、「ヒーロー」→「活躍する人」に憧れます。
この憧れは、自分の中の 「価値観の根っこ」 、ありたい自分の姿と認識しています。
少し話は変わりますが….
皆さんは、ぼーっとしている特にするネットサーフィンでどんな記事を見ますか?
私はスポーツニュース記事です。
メジャーリーグで大谷選手が活躍するニュースや、海外のクラブで活躍する日本人サッカー選手の記事はすごく好きで無意識に記事を追ってしまいます。
特定の選手に注目しているわけではないですが、誰かが活躍したときはウキウキした気持ちになり、批判されたときは、少しその日の気分がへこんだりします。
私はこれを、「憧れているんだ」と自己分析しています。
自分も活躍して注目を浴びたいって、心の中では思っているんですね。
普段の興味から「なぜ」を探求してみる
みなさんも普段の何気ない興味を自己分析してみてください。
「なぜ見てしまうんだろう?」とか、「なぜ?」を追求し自問自答してみます。
今まで見えなかった自分のこだわりが見えてくるかもしれません。
何気ない興味から、探求してみると、自分らしさが見えてくるのです。
こだわりは「価値観」
自分の こだわりがわかるとそれが価値観 です。
価値観が言語化できると、進路選択の際に、ブレない自分軸が見えてきます。
自分の「価値観」に合った選択は後悔しない
私は、自分の取った選択が、将来「活躍する」「ヒーローになる」可能性があるものであれば、失敗しても後悔はしないと思います。
自分の価値観に基づいて選択しているからです。
逆に、就職・転職などの選択時に、自分の価値観を曲げた選択をしてしまうと、いずれは、やりがいなどに影響します。
価値観に合わない仕事は、やりがいを感じにくいからです。
子どもの頃に憧れた人は、人生の「ロールモデル」になっているかも?
マーク・L・サビカス(Savickas,M.L.)のキャリア構築理論の中に、「キャリアストーリーインタビュー」があります。
カウンセリングモデルの一つなのですが、5つの質問の内の一つに、
Q「子供の頃、誰に憧れ、尊敬していましたか?」があります。
子供の頃とは6歳前後だそうです。
(6歳前後は、まだ親の刷り込みを受けない時期で純粋な気持ちを持っている可能性が高い時期)
この質問は 「ロールモデル」 を問う質問です。
憧れの存在を聞くことで、その人がどうなりたいかという自己イメージを確認しています。
当時の私は「キャプテン翼」でした。
ヒーロー、活躍に憧れてたんですね。
この 自己イメージが価値観の根っこになる部分 だと私は思います。
なので、私の価値観の根っこは「ヒーローになって活躍したい」なんですね。
人の役に立ちたいという職業的な価値観も、最終的には「ヒーローになって活躍したい」といった価値観の根っこに繋がっていると私は感じています。
「ヒーローになって活躍したい」をもう少し深堀
では、私がなぜ「ヒーローになって活躍したい」と感じたか、6歳当時の心境を深堀してみました。
結果、ヒーローになって目立つことに憧れていたわけではなく、「人を助ける」ヒーローに憧れていたことに気が付きました。
今の私の価値観は、「人に喜ばれること(仕事)がしたい」なので、言葉は変わっていますが、繋がっています。
まとめ
価値観を知る方法は、カードを使ったワークなど複数存在します。
どれが正解とかはないのですが、私は「子どもの頃の憧れ」が一番今の自分の価値観に繋がっていると感じています。
似たような経験がある方は、キャリアストーリーインタビューを試してみてください。