キャリアの用語

キャリアに関する用語を紹介するページです。
気になる用語をきっかけに、キャリアに関心を持っていただけるとうれしいです。
用語は随時追加/更新します。

ダイバーシティ

ダイバーシティ(Diversity)は多様性ともいいます。

インクルージョン

インクルージョン(inclusion)は組織の中で個々の考え方や価値観などが認められて、活かされている状態のこと。

アンコンシャス・バイアス

アンコンシャス・バイアスは「無意識の偏見」です。
これまでに経験してきたことや、見聞きしたことより、自分なりの解釈をしてしまうこと。
自分が気づかないうちに、「決めつけ」てしまい、知らないうちに相手を傷つけてしまうこともあります。

LGBTQ

性的マイノリティ(性的少数者)を表す以下の頭文字から取った言葉です。
・Lesbian(レズビアン):同性を恋愛の対象とする女性
・Gay(ゲイ):同性を恋愛の対象とする男性
・Bisexual(バイセクシュアル):同性も異性も恋愛対象となりうる人
・Transgender(トランスジェンダー):体の性と心の性が異なる人
・Questioning(クエスチョニング)またはQueer(クイア):性的指向や性自認が定まっていない人

VUCA

VUCA(ブーカ)は以下の頭文字から取った造語で、先行きが不透明で、将来の予測が困難な状況を意味します。
・Volatility(ボラティリティ:変動性)
・Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)
・Complexity(コムプレクシティ:複雑性)
・Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)

心理的安全性

心理的安全性(psychological safety:サイコロジカル・セーフティ)は、「組織や集団の中で、安心して発言したり行動できる状態」を指します。
否定や批判がないため、安心して自分の意見や考え方を言える状態です。

リスキリング

リスキリング(Reskilling)は、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に対応するために、業務で役立つスキルや知識の習得を目的として企業側の視点で勉強してもらう取り組みです。

リカレント教育

社会人の学びなおしを指します。
仕事に活かすための知識やスキルを、大学や教育機関で学ぶのが主目的です。

リベラルアーツ教育

リベラルアーツは日本語訳では「一般教養」を意味します。
ただし、リベラルアーツ教育は教養の習得が目的ではなく、生きるための力を身につける意味があります。

ワークエンゲージメント

ワークエンゲージメント(Work engagement)は、仕事に対してポジティブで精神的に充実した心理状態を指します。
また、「熱意」「没頭」「活力」の3つがそろう心理状態です。
仕事に対するやりがい、働きがいに関連してきます。

ウエルビーイング

ウェルビーイング(Well-being)は「幸せ」や「幸福」を指します。
「身体的」「精神的」「社会的」に全て満たされた状態ともいえます。
生産性の向上を目的に、人事施策として企業で導入事例が増えてきています。

セレンディピティ

セレンディピティ(serendipity)は、偶然の発見や出合い、予想外の発見を意味する言葉です。
「偶然の頻度」と「気づき」(発見)によって生まれます。
「偶然の産物」を意味する言葉でもあります。

他己分析

他己分析とは、他人の目線で自分自身を分析してもらうことです。
今まで自分で気付くことができなかった長所、短所や強みなどの発見に期待ができます。

自己有用感

人の「役に立っている」と感じることができる気持ち。

自己効力感

「自信」と同じような意味です。
目標や課題などを「達成できる」「解決できる」と言った自分を信じて行動に移せる力のこと。

自己肯定感

自分のありのままを受け入れる感情のことです。
自分自身のことを否定せずに認めたり、ポジティブに捉える感覚です。

自己決定感

ある行動が他人によって決定されたものではなく、自分自身の意思で決定したものであると認知すること。

内発的動機づけ

自分の内面から出てくるモチベーションのことです。
本質的な動機と言えます。
好奇心や向上心は内発的動機づけになります。

外発的動機づけ

報酬が伴うもの、義務や強制的なものなど、モチベーションが自分の外部から生じる動機が該当します。

勤労観と職業観

「勤労観」は働くことに対する考え方の意味です。
「職業観」は職業に対する考え方の意味です。

サイバー・リーダーシップ

テレワークの普及に伴い、新たに生まれたスキル。
テレワークなどで集団での「集団知」を生み出すために必要となるリーダのスキル。

ジョブ型雇用

職務内容や責任範囲などをあらかじめ定めて雇用する形態のこと
職務内容はジョブディスクリプション(職務記述書)によって示されます。

メンバーシップ型雇用

日本の従来の雇用制度で、ジョブ型に対して「メンバーシップ型」と呼ばれています。
「総合職」の様に、職種を限定せず人に仕事を割り当てるようなイメージです。
ジョブローテーションを行って、勤務地や配属先などの人事権は企業側にあります。

ホワイトカラーとブルーカラー

「ホワイトカラー」、「ブルーカラー」は職業を表す言葉として使われます。

ホワイトカラーは「白い襟」の意味があり、ワイシャツを着て仕事をするイメージから頭脳労働を意味します。

一方、ブルーカラーは「青い襟」の意味があり、作業着を着て仕事をするイメージから、肉体労働を意味します。

エッセンシャルワーカー

エッセンシャルワーカー(essential worker)は日常生活に必要不可欠な職業を意味します。

医療従事者、公共サービス(介護福祉、保育、教育、自治体・公共交通機関)、生活インフラ(ガス、水道、電気、通信)、運送・物流、生活用品の販売などの職業が代表されます。

プロボノ

プロボノ(Pro bono)は自身がもつスキルや知識、技能といった専門性を活かして、社会貢献などのボランティア活動に参画することです。
語源はラテン語で「pro bono publico」、意味は「公共善のために」。