コーヒーを挽く、淹れる、味わう楽しみをマインドフルネスに活用してみました。
コーヒーを味わう一通りの作法の中には、「いまここ」を意識するマインドフルネスの要素がたくさん含まれています。
私も、心を整える際に活用しています。(プレゼン前などで効果的です)
コーヒーを活用した瞑想は、リラックスと集中の両方の効果が得られます。
普段、愛飲しているコーヒーを活用して、仕事などのパフォーマンスを最大限発揮したい方は参考ください。
コーヒーを使用した瞑想は、いろんな工程で使えます。
・コーヒー豆の香り
・コーヒーを挽く
・コーヒーを淹れる
・コーヒーを味わう
・使用後のコーヒーかすまで活用
では、順にご説明します。
【参考】マインドフルネスについてはこちらの記事を参考ください。
コーヒー豆の香り
まずはコーヒー豆を挽く前に適量のコーヒー豆を保存容器から取り出します。
取り出す瞬間の香りが心地良いです。
目を閉じて香りに意識を向けます。
この作業はせいぜい数十秒の出来事ですが、気持ちが落ち着きます。
コーヒー豆をミルに入れる時に「カラ~ン」と響く音が個人的には大好きです。
コーヒーを挽く
テレワークの合間で時間があまりとれないときは、数十秒で挽くことができる電動ミルを使います。
電動ミルの場合は機械音もあり、決して心地いいとは言えませんが、時間がないときは諦めます。
そして、もっとも心を落ち着かせ、意識集中できるのが、手動ミルで挽く瞬間です。
マインドフルネスとしては、ここで目を閉じて、ゴリゴリとコーヒー豆を挽く音と、手に伝わる感覚に意識を向けます。
ひたすらコーヒーを挽くことに意識を集中します。
注意点は、「あとどのくらいか?」など終わりを意識しないこと。
全てのコーヒー豆が挽かれたら、ハンドルが勝手に軽くなるので気にしないようにします。
手動ミルでコーヒーを挽く時間は10分以上必要なため、仕事の合間は難しいかもしれません。
休日など時間を確保できる時は、是非活用ください。
参考までに、私が使用しているミルをご紹介します。
電動と手動両方あります。
(以下の紹介にはプロモーションが含まれています)
コーヒーを淹れる
コーヒーを挽いた後はドリッパーにペーパーフィルターをセットし、挽いたコーヒーを入れます。
この工程ではコーヒーを淹れるひとときにマインドフルネスを活用します。
蒸らし(むらし)
コーヒーを抽出する際に少しだけお湯を入れて馴染ませる工程です。
蒸らすことで抽出量を増やします。
蒸らす時間によってコーヒーの味わいも変わるそうです。
ここでのマインドフルネスは、蒸らす工程、コーヒーが浸透する様子に意識向けて、気持ちを落ち着かせます。
蒸らしにはコーヒー豆が含んでいる炭酸ガスを抜く効果もあります。
お湯を注ぐ
蒸らし終えたら残りのお湯を注ぎますが、ゆっくり、じっくり観察すると心が落ち着きます。
お湯を注ぎコーヒーが全て抽出されるまでの間、ここに意識を向けます。
静かな場所で目をつむると、コーヒーが浸透する音が聞こえてきます。
コーヒーを味わう
最後は出来上がったコーヒーを味わいます。
マインドフルネスを取り入れることで、ティータイムが瞑想の時間に変わります。
もちろんインスタントコーヒーでも十分楽しめますが、香りがあるとより落ち着くと思います。
コーヒーを飲むことについても、その行動に意識を集中します。
・できればマグカップを使う
(温もりが長続きします)
・コーヒーは熱すぎないように
・姿勢を正します(背筋を伸ばす感じです)
マグカップに注がれたコーヒーは、ほどよい温もりを感じるくらいが一番落ち着きますね。
漠然とコーヒーを飲むのではなく、口から喉を通る感覚に意識を集中させます。
もちろん、日本茶や紅茶などでも味わいながらの瞑想は楽しめます。
使用後のコーヒーかすの活用
コーヒーかすには消臭の効果があるため、また残っている香りで1~2日は楽しむことができます。
私は、コーヒーかす専用の消臭ポットを使用しています。
マインドフルネスに活用とまではいきませんが、テレワークなどで作業机の近くにポットを置いておけば、香りを感じ気分を変える効果はあると思います。
玄関においても消臭効果があります。
(以下の紹介にはプロモーションが含まれています)
デメリットは時間がかかること
コーヒー豆から始める場合は時間がかかるため、時間がない場合はどうしてもインスタントコーヒーになります。
またミルも短時間で挽ける電動ミルの使用が多くなってしまいます。
ただ、香りや味に集中するなど、「いまここ」を意識する瞑想はできます。
まとめ
コーヒーを味わうまでの工程に、マインドフルネス瞑想を組み合わせることで、気持ちを整えることができます。
コーヒー一杯でも、向き合い方によっては日常が変わるかもしれません。
本記事が参考になり、少しでもみなさんの人生が豊かになれば嬉しいです。