働きながら大学で勉強することを考えている方へ。

大学への入学を迷っている社会人向けに、本記事では決断するための判断材料を提供します。

経済的な理由以外は、 目的や動機が全て だと思います。

そして、目的や動機はたくさんあるほど、大学入学への決断も強化されるでしょう。

実際に働きながら通信制大学へ入学した筆者の経験も交えて、お伝えします。

この記事が、迷っている方の判断材料になれば幸いです。

勉強する時間を作ることが前提

まず、大学で勉強するためには、 日々勉強する習慣をつける、あるいは強化することが前提です。 

つまり、ライフスタイルを見直し、 勉強時間を確保する決意 が必要になります。

人は生活スタイルをそう簡単には変えれません。
決意するためには、それなりの動機付けがないと、続かないと思います。

勉強時間については以下の記事も参考にしてみてください。

大学入学を迷っている理由

大学入学を迷っている方は、だいたい以下の理由だと思います。

<大学入学を迷う想定理由>
・お金がかかる
・役に立つかわからない
・卒業できる自信がない
・学部・学科などの分野が決めれない

お金にかかわる理由で迷っている場合は、以下の大学を参考にしてみてください。
大学ごと費用は違いますが、基準になると思います。

【参考:産業能率大学 通信教育課程の学費】

それでは、各理由について順にお伝えします。

役に立つかわからない

「大学で学んでみたいけど、卒業したら何の役に立つんだろう?」と漠然とした不安から、大学入学を迷っている方です。

活用方法は自分次第

結局のところは、 「自分自身で活かし方を見つけて実践する」。 
これにつきます。

忙しい日常で、勉強時間を確保するために、ライフスタイルを変えてまで大学入学するなら、 卒業後の活かし方も行動次第です。 

この前提だけは変わらないと思います。

「視野が広がる」には重要な意味がある

大学を卒業後に「視野が広がった」、あるいは入学目的として「視野を広げるため」と答える人が多いそうです。

 「視野」とは抽象的表現ですが、大きな意味があります。 

<視野が広がるとは(筆者視点)>
・今まで眼中になかった世界や分野の意味を知る
・一見異なる物事同士が繋がっていることを知る
・新しい興味の発見
・自分が今まで経験したことに対する解釈が変わる

等々だと思います。

つまり、 学ぶことで今までにない世界観が得られ、新しい行動意欲に繋がる。 

さらには「自分自身で活かし方を見つけて実践する」ことに発展する可能性があります。

まさに「人生が変わるかも!」の期待感です。

「視野が広がる」には、それだけ大きな意味があります。

今の仕事に活かし更に未来志向で

今の仕事に活かすことを目的に、大学へ入学することは十分な理由です。

しかし、それだけだと弱いと思います。

今の仕事は長期にわたり続けられる仕事ですか?
部署異動や配置換え、転職によって前提が変わってしまったら、学ぶ目的を失ってしまいます。

どうせ学ぶなら、 今の仕事でも活かし、更には将来やりたいことに活かすために大学生になれると、より動機付けが強化されます。 

私はエンジニアとして会社勤めをしていますが、今学んでいる経営の分野は、たくさんの役立つ知識が豊富です。
マーケティング、生産管理、リーダーシップ論といろいろ。

今の仕事に役立つので、それだけでも学んでいてわくわくしますが、見ている先は未来。
そう、私は起業するのが目標です。

未来を洞察し、未来に向けて学ぶ意欲があれば、大学入学は強くおすすめです。

学歴のしがらみ

仕事の実力は学歴に比例しません。

それは社会人経験が長いほど実感できますが、現実問題として就職・転職の際の採用条件に大学卒業を掲げている企業は少なくありません。

リファラル採用であれば、あまり学歴は気にされませんが、公募となると話は別です。

 大学を卒業することで、選考の土俵にさえ上がれない可能性を排除することが可能 です。

人によっては「大学卒業資格を得ること」は大きな動機になるでしょう。

資格を取る

資格を取るために大学生になるのは、それも学ぶ理由となります。

しかし、迷っているということは、「その資格に意味がある?」「資格が役に立つのか?」と疑問を抱いているのでしょうか?

資格の活かし方が明確になっていないのなら、大学に入学する動機は弱いです。
しかし、 複数の動機と組み合わせたらどうでしょうか? 

本記事に記載している、今の仕事に活かせる、視野を広げる、学歴も含めてです。

その他の視点から、学ぶ価値があるかを考えてみてください。

卒業できる自信がない

前述しましたが、「勉強する時間を作ることが前提」です。
時間確保のために、ライフスタイルを変える決断ができないのであれば、大学入学はおすすめできません。

ただし、 考え方を少し変えてみるはあり です。

最短での卒業にこだわらない

最短での卒業にこだわらないのであれば、自分のペースで勉強するもありです。

ただし、留年により授業料はかかりますので、費用とのトレードオフです。

だらだらと長く在籍してしまうデメリットもあります。

在籍可能な年数は大学によって変わりますが、時間をかけて学ぶのであれば留年、休学なども視野に選ぶと良いでしょう。
中には、星槎(せいさ)大学のように在籍期間が無制限の場合もあります。

卒業にこだわらない

学ぶ目的によりますが、必ずしも「卒業しなければならない」わけではないと思います。

中退したとしても、取得した単位は残ります。

不安は常にあります。
大学に入学したという強い動機があるのなら、後悔しない選択をしてみてはどうでしょうか。

学部・学科などの分野が決めれない

どちらかを選ぶ必要がある場合、 「活かせる手段が多い方を選ぶ」 のが良いと私は思います。
前述しましたが、目的・動機は複数あったほうが、学習意欲も高まります。

もしくは、興味の高い分野でもOKです。

そもそも、どちらかを絶対に決める必要はなく、両方学びたければ、順番に入学すればいいです。
つまり、 一方を卒業後に、もう一方の分野に再度入学する。 
(同時入学はできませんので、順番にです。)

また、 「科目履修コース」がある大学であれば、特定の科目のみ学ぶことも可能です。 

私自身、3年次編入で入学して、経営・マネジメントを学んでいますが、卒業後に新たな分野の大学に再入学する可能性もあると思っています。

目的があれば、とことん学んでみても良いと思いますよ。

大学選びは資料請求から

どの学校を選べばいいのか迷っているなら、まずは資料請求をおすすめします。

学校によって特色が違うため、資料から比較してみましょう。

学校関係者と直接会って話せる入学説明会は、各都市で頻繁に開催されています。
また、オンラインでの学校説明会も定期的です。

自分のライフスタイルに合った学校と、学ぶ分野で絞り込むと、意外と選択肢は限られてきます。

私は、 スタディサプリを使って、複数校から資料請求 して、比べながら決めました。

経営について学びたかったので経営やマネジメントが学べる学校、かつ本業のエンジニアとキャリアコンサルタントの活動、ブログの執筆や地域のボランティア活動などは、止めずに続けることを前提としたので、完全通信制の自宅で学べる大学を選択しました。

(以下の紹介にはプロモーションが含まれています)


まとめ

目的や動機は大事ですが、 せっかく高い学費を払って入学するなら、学びを楽しみたいです。 

私自身も現在大学生ですが、わくわくするような気持ちが先行しています。
学ぶことが楽しいです。

大学入学で少しでも人生が豊かになるなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。