自分に自信がないことにネガティブな感情を抱いている方は多いと思います。

ただ、捉え方を変えることで「自信がない」は、プラス思考つまりポジティブに捉えることができます。

私は自信がないまま40年以上を生きてますが、自己肯定感は高いと思っています。

今では「自信がない」ことは、大切なことだと感じています。

では、自信がなくてもプラス思考でいられる方法をお伝えします。

「自己肯定感」と「自信」の違い

よく「自己肯定感」と「自信」を同じ意味で捉えがちですが、それぞれ意味が異なります。

私は自分のことを 「自信はない」けど「自己肯定感は高い」 と自己評価しています。

自信がない自分に対して、納得感を持っています。
自信がなくて不安に思うことが多い自分が好きでもあります。

つまり、 自信を持てない自分を受け入れて、それを自分らしさとしています。 

普段から、どうしたら自信を持てるようになるのかを考え、行動しているので、向上心が強いのかもしれません。

自信がないのは、何をやっても人並み以上にやれる実感がないのと、突出した特技がないためです。

では、そんな私が、どのようにして肯定的に生きているのかをもう少しお伝えします。

自信は成功体験以外からも得られる!比較は過去の自分自身と

成功体験から得られる自信はエネルギーになると思います。

ただ、私の場合過去に成功体験と言える経験がないです。

中学生時代は、全国大会にも出場したサッカー部に所属していましたが、きつい練習や走り込みを経験し、家に帰ってからも自主練習を続けていましたが、結局補欠にもなれず、努力が報われた実感もありませんでした。

部活にのめり込んだことで、勉強もできず成績も悪かったので、進学校に受験することもなく、もんもんとした学生時代を経験しました。

ただ、 きつい練習に耐えた経験、体力や足腰が鍛えられたおかげて、社会人になって仕事もタフでいられたのは、学生時代の経験があったから だと思います。

ロールモデルの見つけ方がうまくなった

中学生時代の私は、レギュラーの動きを観察し、真似をしてサッカーの上達をはかりました。

レギュラーの人も、私と同じく練習を積んで、努力を重ねていたので、真似をするだけではレギュラーを奪うことはできません。

レギュラー選手の真似をする当時の戦略は失敗だったと思いますが、社会人になってからは、 職場の中で仕事ができる人、評価されている人を見つけてロールモデルとして活用することができたのは、中学生時代の経験 が活かされています。

このように、成功体験はなくても、過去に一生懸命取り組んだことが、後のキャリアに活かされていれば、自分に対して肯定的になれると思います。

何よりも「昔の自分よりも成長できている」と感じることが自信になっています。

 人と比べるのではなく、あくまで比較対象を過去の自分自身とする のです。

自信がない、不安だから準備する

私は人前でプレゼンする機会が1年間を通して何度もありますが、何年経験しても緊張します。

そして、いつも本番が終わるまで不安なままで、うまくやれる自信がありません。

しかし、不安で自信がないから、何日も前から準備をしますし、しっかり準備をしたプレゼンは結果的に失敗も少ないと思います。

ただ、未だに「よくできた」とか「分かりやすい説明だった」などの高評価を得られた記憶もなく、下手なりに切り抜けた感覚だけです。
成功実感はありません。

つまり人からの評価など客観的観察では自信は得られません。
では、過去の自分自身と比較した主観的観察ではどうでしょうか?

前回より上手にできていたり、 過去の自分ではできないことができるようになっていれば、自己効力感を得られます。 

私は、「自信がないから、しっかり準備して、プレゼンに挑む」そんな自分自身のことが嫌いではありません。
それは、前述したとおり、過去の自分からの成長を意識しているからです。

不安だから考える、行動する

自信がないことで、いろいろと不安を感じたりすることがあります。

私は、不安を解消するためにはどういった思考や行動が必要かを考えます。

 「悩む」よりも「考える」方が前向き だからです。

それと、考えた末に出てきた結論に従い行動してみること。
判断した自分を信じてみます。

今では、自信がなかったり、不安を感じたりすることは、成長のために必要な事だと考えています。

つまり、普段から プレッシャーを感じることは「脅威」と捉えるのではなく「試練」と捉える ようにしています。

このように、ものごとは捉え方ひとつでネガティブにもポジティブにもなります。

これらは「リフレーミング」により、鍛えることができます。
 ものごとをポジティブに捉えるリフレーミングのことを「ポジティブリフレーミング」 と呼びます。

自分に負けそうになる時に少しだけ元気になることをする

最後に心が折れそうになった時、自分に負けそうになる時に、私流の 「これをすれば少しだけ元気になる」 をお伝えします。

背中を押す言葉や歌を見つける

ちょっと心が元気になる言葉、歌などがあって良いと思います。
少しだけ元気になって次の一歩の背中を押す感じです。

根拠はないけど、なんとなく元気になる。
そんな心の拠り所はいくつか持っておいた方が良いです。

自己暗示

得意もしくは苦手と思い込むことは自己暗示です。
また、気合を入れるのも自己暗示です。

アスリートがよくやる自己暗示ですが、これを日常でも活用します。

私の場合、 「これを乗り越えれば自分は更に成長できる」 とよく自己暗示しています。

根拠や理由は不要です。

成功するイメージを持つ

普段、何かに挑もうとする時、成功する絵だけは思い浮かべています。
「プレゼンで大絶賛されたり」とかです。

実際に実現したことはないですが、成功イメージを想像すると、根拠はないですが「やれる気がする」と感じます。

実現しなくても、過去の自分と比較すればいいんです。
成長できていればOKです。

以上となります。
 自信がないことは、成長のためには大切と思ってもらえると幸いです。