私がキャリアコンサルタントになろうと思ったきっかけについてお話しします。
理由は二つあります。

・若い人たちの考えていること理解するために「傾聴」を学びたいと思った
・セカンドキャリアに向けて「コンサルティング」をやりたいと思った

順に理由を説明します。

若い人たちの考えていること理解するために「傾聴」を学びたいと思った

私は企業でエンジニアとして働いています。今の年齢は40代半ばです。

20代、30代の頃の私は、とにかく仕事に向き合う毎日で、たくさん残業して、「認めてもらいたい」一心で仕事一筋でした。
それはそれで成果も出ていたので、やりがいもあり、楽しめてはいたのですが、いつの間にか部下となる後輩もでき、自分のことばかり考えてもいられなくなりました。

傾聴スキルの必要性を感じた

キャリアコンサルタントになる前の私は、ただ後輩に仕事の指示を出し、厳しい指摘をしていた記憶があります。
そんな時、「後輩たちは仕事を楽しめているのか?」ふと感じたんです。

面談しても上司と部下の関係では、本気で話してくれていない。
「このまま管理職になっても、自分は使い物にならない」そう感じて、新しいスキルを身につけようと探し当てたのが「傾聴」
それを学べる資格としてキャリアコンサルタントを知りました。

「こうあるべき」思考からの脱却

当時の私は、「こうあるべきだ」と思い込んで後輩に接していました

自分が未熟者と感じるくらい、相手の視点で考えていませんでした。
それに気付けたのも、キャリアコンサルタント資格のおかげです。

若者理解は一筋縄ではいきませんが、好意的関心をしっかり持ち、少しでも信頼関係を構築できるよう、職場の中でも努力したいと思います。

セカンドキャリアに向けて「コンサルティング」をやりたいと思った

40代になり、セカンドキャリアについて考え始めました。
先のことを考え始めたころに出会った資格がキャリアコンサルタントです。

「コンサルタント」の名前に惹かれた

キャリアコンサルタントの資格名称が「キャリアカウンセラー」であれば、私は資格を本気で取ろうと思わなかったです。
「コンサルタント」の表現が単純に「かっこいい」と思えたんです。

自分の付加価値のため

40代を迎えて、頭の回転、行動のスピード、記憶などが鈍ってきたと感じ、ストレートではなく変化球勝負の必要性を感じていました。
周りに優秀な技術者が多い中で、人と違うことをしないと生き残れない!
そんな危機感から、自分の付加価値になる何かを探していました。
そんな中、エンジニアである私にとって、まさにキャリアコンサルタントは「変化球」。「これだ!」と思いました。
エンジニアとキャリアコンサルタントは一見接点がありません。
しかし、掛け合わせることで、自分にしかない価値が見出せそうと思ったのです。

子供の頃の憧れから

私の子供のころからずっと「かっこいい」が好きで、憧れます。
直感なんですが、「コンサルタント」には困った人を「助ける」イメージがあったのだと思います。
だから、キャリアコンサルタントの表現にすぐ反応しました(笑)

これからの期待(まとめ)

キャリアコンサルタントになり2年が経ちましたが、セカンドキャリアに向けた動線はまだ見えていません。

ただ、2年前に「かっこいい」と感じた動機が飛躍して、「社会課題を解決できるようになりたい」「たくさんの人にわくわくを感じる人生を歩んでほしい」と考えるようになりました。
自分自身のこれからに期待をしています。

私自身のキャリアコンサルタントライフ、行動は始まったばかりです。
感じたこと、学んだことなどは今後の記事でお話しできればと思います。