キャリアコンサルタントの学科試験では、たくさんの理論家が登場します。
「いったい、どの理論家から順番に覚えればいいの?」とお困りの方は必見!。

本記事を参考にしてみてください。

試験でよく出る理論家、たまにしか出ない理論家、ほとんど聞いたことがない理論家に大別できます。

今回は、過去の出題から理論家の登場回数をカウントして、よく出る理論家、たまにしか出ない理論家までを、ランキングにしてみました。

試験によく出る理論家ランキング

以下が、理論家の登場回数から並べた、ランキングです。
つまり、 勉強優先順位 になります。

勉強する順番に迷ったら、参考にしてください。

スーパーは出題頻度が「最高」ランク

多いときは3問ほど登場するスーパーの理論については、確実に対策しておきたいところです。

とは言うものの、出題数が多いだけに、関連するワードも豊富にあります。

過去問題やテキストをベースに、ポイントを抑えていきましょう。

自己概念、職業(的)適合性、アーチモデル、ライフステージ、ライフロール、ライフキャリアレインボーあたりです。

出題頻度「高」の理論家も確実に対策を

理論家の把握は語呂だけではなく内容も重視
出題頻度「高」の理論家は語呂だけでなく、内容の把握も十分に!

シャイン、シュロスバーグ、サビカスも各回で登場する理論家です。

スーパーと同じく、関連ワードも多いので、時間をかけてでも繰り返し学習しておきましょう。

過去問などで、出題傾向を把握しておくと、どのあたりのテーマや特徴を理解しておけば良いかが見えてくると思います。

サビカスについては、理論が好きなファンも多いだけに、興味をもって勉強してみてはいかがでしょうか。

出題頻度「中」の理論家は最低でも理論に目を通す

理論に目を通す

他の勉強優先度との兼ね合いもありますが、出題頻度「中」の理論家は、2~3回に1度の割合で登場する理論家です。

頻出はしませんが、 最低でも理論の概要に「目を通す」ことをおすすめします。 

頭の片隅に理論やワードの断片が残っているだけでも、解ける可能性は大いにあります。

スルーはせず、せめて目を通すよう、勉強スケジュールに組み込んでおけると良いです。

出題頻度「中」の理論家の問題がクリア出来たら、理論の7割以上は正解できるのではないでしょうか。

さらにレアキャラも出題される

本記事の勉強優先順位には含めていませんが、毎回1~2問程度は、聞いたことがない理論家が登場します。

聞いたことない理論家なので、難易度が高く、 「捨て問」 と呼ばれたりします。

4択の中の一つとして登場する程度であれば、消去法で解答候補から落としてしまっても良いと思います。

レアキャラの理論家に対して勉強するよりも、出題頻度「中」の理論家に対して勉強時間を割いた方が、より確実です。

学科試験の勉強方法

過去の私が経験した学科試験の勉強方法は以下にまとめてあります。
是非、参考にしてみてください。

理論家は当時の優先順位順に、一日で一人(約30分)覚えていきました。

出題頻度「最高」のスーパーと、「高」の理論家は問題解答とテキストでの暗記や理解を繰り返し勉強し対策しました。

語呂合わせによる暗記は一定の効果はある

理論家とキーワードを語呂合わせで覚える勉強方法は、一定の効果はあると思います。

各回1~2問程度は語呂合わせで、正解できそうな問題が登場します。
(例:第20回 問4など)

語呂合わせで覚えるための語呂を紹介するサイトもありますが、 語呂合わせは自分の生活や思考に馴染んだワードで覚えたほうが忘れにくいと思います。 

■例えば….
シュロスバーグといえば「転機」ですが、私はハンバーグが好きなので「天気の日はハンバーグ」といった感じで語呂合わせで覚えました。

ただし、語呂合わせで多くの時間を費やさないように、語呂合わせは出題頻度「高」「中」を対象に絞るなど、あまり範囲を広げすぎないように注意しましょう。

出題頻度「最高」「高」の理論家は、語呂だけではなく、内容理解も必要になります。

まとめ

理論家は毎回10問程度出題されますので、合格圏となる7割は正解したいところです。

ただ、理論家は数が多く、さらに似たような名前の人物も多いため、混乱されている方も多いのではないでしょうか。

今回記載した理論家は31名になりますので、一日30分を1か月間取り組めば、一通り勉強はできます。

どうしても、網羅できないようなら、出題頻度「低」から順番に諦めてでも、「最高」「高」の理論家については確実に対策するようにしておきましょう。

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