最近話題のマインドフルネス瞑想。
本記事ではその効果についてお伝えします。
マインドフルネス瞑想にはストレスの軽減、脳疲労の回復、集中力の向上など、様々な効果があるといわれています。
セルフマネージメント力の向上に役立つマインドフルネス瞑想の効果について見てみましょう。
集中力の強化
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マインドフルネス瞑想は 「いまここ」 に意識を集中する瞑想です。
特定の対象物に意識を集中します。
瞑想の実践では、雑念により集中が途切れたら、それに気付き、また意識を対象に集中する訓練をします。
つまり、 瞑想を習慣づけることが集中力を鍛えることができる のです。
脳の疲労改善
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マインドフルネス瞑想では脳の疲労を緩和する効果があります。
詳しくは後述しますが、人は日常的に判断や評価のために脳に負担をかけています。
瞑想中は 「いまここ」に集中して 、思考をめぐらせないようにします。
これにより、頭の中がスッキリして、脳の疲労改善に繋がります。
ストレスの軽減
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脳の疲労改善に伴い、ストレスの軽減効果があります。
ストレッサー(ストレスを感じさせるもの)との調和的な共存をはかります。
つまり、 瞑想でストレッサーを自覚し、それをそのまま受け止める のです。
なお、瞑想実践中は思考しなため、ストレスがない状態です。
セルフモニタリング
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内なる自分への気付きの効果があります。
身体への気付き
自分の身体の微妙な変化に気付くことができます。
体調悪化時は、早期に気付き、処置が可能です。
また、逆に 自分自身のベストコンディションを知ることができます。
状況への気付き
忙しい日常では、なかなか気付くことができない、自身の内側に眠っている気付きを得られます。
瞑想中に湧いた雑念も、受け入れることで「普段こんなことを考えていたんだ」と気付くことができます。
自分に意識を向けることで 「自己理解」も深まります。
【瞑想前の注意点】判断や評価をしない
瞑想中は判断や評価をしないこと。つまり 「あれこれ考えない」 ようにしましょう。
例えば
・こうしないといけない
・これはダメだ
・もっとこうしよう
など
考えること、思考することがストレスを発生させ、脳への負担となります。
瞑想を習慣づけることで、どれだけ日常で思考しているかに気付くことができると思います。
マインドフルネス瞑想をやってみよう(初心者向け)
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では、数を数えるマインドフルネス瞑想の実践例を紹介します。
マインドフルネス瞑想には、いろんなやり方がありますが、数を数える瞑想は、雑念を払拭しやすい瞑想方法のため、初心者でも入りやすいです。
数を数えるマインドフルネスでは、 集中力の向上が期待できます。
【1~10までカウントする実践例】
・1~10までカウントします。
・呼吸とカウントをセットにします。
・数を数えることに意識を向けます。
・カウントのペースはゆっくりと。(苦しくない程度で)
・タイマーなどをセットして、決めた時間内はカウントを繰り返します。
(セット数にするをセット数もカウントしなければならないので、分かりにくくなる)
・数を見失ったら、集中力が弱くなった証拠です。(始めに戻ります)
<カウント例>
①息を吸って・・・カウント1
②息を吐いて・・・カウント2
③息を吸って・・・カウント3
④息を吐いて・・・カウント4
これをカウント10まで実施します。
10になったら、また1から始めます。
数を数える瞑想は、数えることに意識を集中するため、思考など自分内面への気づきの効果は弱くなります。
なれてきたら、カウントを止めてみてください。
セルフモニタリングとして、内なる自分へ洞察できるようになります。
マインドフルネス瞑想は日常のあらゆる活動から可能
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みなさんは、瞑想をどのようにイメージしていますか?
座って、背筋を伸ばして、じっと目をつぶる座禅のようなイメージでしょうか。
マインドフルネス瞑想でも、もちろんそのような瞑想のスタイルもありますが、歩いたり、食べたりしながらの瞑想が可能です。
つまり、、 日常の活動の数だけマインドフルネス瞑想の方法も存在します。
マインドフルネス瞑想では「いまここ」で集中する対象物が何か?によるのです。
自身の好きなもの、落ち着くものなどを見つけて、それを対象にマインドフルネス瞑想を実践してみてはいかがでしょうか。
マルチタスクはうまくいかないことを実感
私は集中力を強化するためにマインドフルネスを実践中です。
いろんなことを同時(マルチ)に、こなしたいからです。
しかし、瞑想を実践すればするほど、人の頭はマルチタスクには向いていないんだなーと実感しています。
瞑想により、脳がスッキリして、 「今やるべきこと」に集中できるようになる からです。
私自身もセルフマネージメント力が向上しました。
マルチにこなそうと考えていた時は、今思うと雑念だらけで非効率でした。
そう考えると、マインドフルネス瞑想を習慣化できると、生産性の向上など、まだ記事にしていないたくさんの効果が期待できそうです。
マインドフルネス瞑想、おすすめです。